
この件ではrailtruckさんや、はまとんさんからご連絡を頂き、ありがとうございました。
これは1964年の第4版物で、おじさんは思っていたほど若くは有りませんでしたが、この本を見つけたときはチョット感動ものでした。
その時一緒に出てきたのがスロットレ−シングの本でした。

同年代を過ごした方なら多少は刺激を受けたのではないでしょうか?
初めて行ったサ−キットは竹橋の科学技術館だったと思いますが、大変な混雑で順番を随分待ったような……。値段も10分100円だったような記憶がありますが、当時の100円と考えますと10分間はアッという間で高かったですね。
当時友達の間では、どこそこのメ−カ−の製品が良いとか、あそこのはダメだとか、本当に全部試した訳でも無いのに色々と言っていましたね。今にして思えば意味の無い戯言で、自分が良いと思えば何処のでも関係ないでしょ、です。
写真の“Model Car Science 1965年 2月号”は何処かの古本屋で購入した覚えがありまして、裏に50円のハンコが押してありました。
50円と言えば、先日ご来店のお客様が「自分の大卒初任給が2万円でラ−メンが50円だった。その後、所得倍増だなんだと頑張ってきたけど、今の初任給が20万円でラ−メンが500円じゃ何も変わっていない」と話してくれました。
とはいえ、米国型の模型は今のほうが買いやすいように思いますが如何でしょうか?
この様な世間話や経験談(模型以外の)を聞かせて頂けるお客様は、やはり良き趣味人でもあるようで、この様な方々が多くなれば模型界も、もっと楽しくなるのでは? と思っています。
またまた思い出話になってしまいましたが、最後に店の宣伝です。
良く「お宅にはナロ−しかないの?」と聞かれますが、そんな事はありませんで。HOでは“スタンダ−ドゲ−ジのメインライン、ショ−トライン、ロギング向き製品”も取り扱っています。ただし、Oスケ−ルのメインライン物と日本型Nゲ−ジはほとんどありませんのでご容赦下さい。


